近況。5月〜7月
ご機嫌いかが、ケンジです。 5月に開催したので少し前のお話になりますが、サシア=マクシミリアン氏を招いてのケーキ教室を行いました。今回の為に来日してもらったわけではありませんが、忙しい中での貴重な時間を割いて講師をしてもらいました。沢山のお客様にご参加いただき、和やかな雰囲気で行う事が出来ました。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。 今回の教室は、マジパン細工2種と焼き菓子6種類をみんなで作るという、内容的にはシンプルなもの。プログラムの派手さはありませんが、私の要望とマックスの意見を合わせ、とにかくマックスができる内容に調整しました。お客様から賛否あったようですが、正直良くやれたほうかなぁ...と思っています。毎度のことながらバタバタもあったんで...。
(マックスについてはコマンタレブーフランス訪問その1をご覧ください。)
コラボレーションで教室を行う事や、慣れないラボで行う作業はかなりストレスです。それを考えると、今回の教室はかなり無茶なイベントでした。それでも自分としては、なんだかとても嬉しく、そして楽しいものでした。ちょっと趣旨からずれますが、私の数少ない友人を講師に招いて行う教室であり、その友人を普段からお世話になってる参加者の皆さんに紹介する場でもありました。お客様に喜んでいただける内容で企画する事に変わりはないのですが、まるで家族的なお付き合いみたいな時間で...嬉しかったなぁ...ハイ。 こんな企画をSPだと思っていただけるお客様、今後もどうぞお付き合いください。 7月に宮城大学さんで行われた日仏文化交流プロジェクト、「Un pont entre(英名:A Bridge Between)」に参加しました。これは宮城大学、Secours populaire français、市民の絆ジャパンによる企画で、日仏を中心とした情報を発信する「宮城大学メディアテーク」の開設を記念し行われたものです。そのオープニングで行われた企画に一つ、[フランス各地方の食文化とジビエをテーマにした食文化フォーラム]にゲストとして御呼ばれました。主催者側でフランスといえばメゾンカイザーという事らしく、ありがたいお話です。 さてスピーチの内容は、パンの説明やフランスのパン事情のお話という依頼。いやいや、、お客様の中にはフランス人そこそこいるし...、大使館の人もいるし...。過去に前例がないぐらい、「ええい!どうにでもなれ!」くらいの勢いが必要でした。テキトウにやったんじゃないんですよ!私のノミの心臓ではこれくらいじゃないと請け負えないって事です。 更に今回は、お話するだけでなくお客様100名分の軽食も用意するというデリバリーとしての依頼でもあったわけで。ウ?ン...作る量も大変なものでしたが「俺らでいいの?」的なプレッシャーは半端なく、かなり複雑な気分。 ま、とにかくとても勉強になったことに間違いはありません。良い経験でした。