土いじり、近況2
ご機嫌いかが、ケンジです。 秋も深まり、畑もそろそろ終盤を迎えつつあります。まだこれから収穫をする物もあるのですが、夏の青々とした元気な畑から、寂しげで影のある畑になんだか感じてしまいます。田んぼに囲まれた場所にあるカイザーの畑。「稲刈り風景を見ると、今年もひと段落だなぁ」など、いっぱしの農家の方を気取っていますが、人間の成長に例えるとまだまだヨチヨチ歩きの段階ですよね。生意気なコメントをしてしまい、申し訳ないです(笑)
どうしても本業のパン作りが忙しくなると、畑への愛情が瞬間的に蒸発します。畑に対して、愛情や野望、想いなど、それなりにあるのですが、忙殺されると一瞬で忘れてしまいます。思い出したように畑へ行くと・・・「あちゃー、こりゃ畑とは呼べないよ...」ってな事に。イヤハヤ...。メロンもスイカも、トウモロコシも散々たるもの。去年が豊作だったカボチャなんて、「可愛いミニチュアですね、社長買ってきたんですか?」...ふんっ!!とはいえ、元々のだらしない性格のせいですが、自分に無理なく進めるとは言っても限界がある。はっきり言ってシェフの齋藤君や私の両親のサポートがなければ100%壊滅してました。
このままではいけない!ということで、最近ようやく一つの答えにたどり着きました。「畑も仕事にしてしまうしかない!」と。自分達の手ですべて育てることは諦め、畑をお借りしている鴇田さんのご指導をいただきながら、お仕事としてマジでやるしかないって事です。ガ、ガンバリマス。なんだか近況報告になっていませんが、これからも温かく見守ってくださいネ。