フランス訪問 その1

今回シェフたちがお世話になったマックスファミリーと1枚。マックス夫妻とルイとコンスタンタンです。ブーランジェリー定番のバゲットを食べるポーズもとってくれました。
ご機嫌いかが、ケンジです。
前回のコマンタレブーでお話したフランス研修。これはウチのスタッフの勉強のためのモノでしたがスタッフの研修とは別に、私もなるべくフランスへ毎年行くようにしています。私の場合、費用の捻出が難しいのでいつも弾丸行程の渡仏ですけどネ。
渡仏の目的はいつも同じ「フランスの今」を知るためです。決して観光じゃーありません、ホントに!
フランスの情報だけならインターネットで知ることはできます。むしろ知ることができない情報なんてないくらいです。なんでも検索できますからねぇ。しかし、単なる知識としての情報だけでは知ることができないこともあります。それは自分自身が見たり、聞いたり、食べたりなど体感することで得る感想です。フランスのパンを作るうえで、私はこれこそが基本であり、重要だと思っています。自分の気持ちを込めて作るフランスのパンであるのなら。

こんな感じで色々料理をご馳走になりました。これはlapin(ウサギの肉)とAligo(チーズ入りのマッシュポテト)です。

クレープのヌテラ入り!僕が焼いたんですよ〜。一緒にリンゴのソテとRiz au lait(お米のデザート)もいただきました。
写真の通り、美味しい料理をご馳走になりながら様々な話をしました。概ね僕がいろんな質問をするんですが、「日本とフランス」についてのテーマが多いので、ずいぶん堅っ苦しい話ばかりだったと思います。私は楽しかったけど...マックス夫妻には少し迷惑だったかもです。
4月にはマックスファミリーが来仙しますので、その時は何か企画ができればとも考えています。
今回の訪問では「フランスの今を知る」だけでなく、実はもう一つの目的がありました。それは別の機会にお話しますが、その目的のおかげで、Lyon(リヨン)まで足を延ばすことが出来ました。

Lyonでお世話になったローラン夫妻とテオ。彼も日本のメゾンカイザーでシェフとして仕事をしていました。その当時お世話になった一人でもあります。左側の写真はテオの妹のマノンです。可愛いでしょ!ローランの子供は二人とも日本語が達者で、びっくりしました。奥様が日本人ということもありますが、「壁ドン」まで知っているとは...。
ローラン夫妻にもとてもお世話になりました。お店を案内してくれたり、美味しい料理もご馳走になりました。ホントに嬉しかった。
マックス夫妻とローラン夫妻との会話ですごく面白いと感じたことは、日本人から見た視点と、フランス人から見た視点、更には両者を併せ持った視点での話ができることです。マックスもローランも日本での仕事が長かったので、日本のことはよく理解しています。また、マックス、ローランのどちらの奥様とも日本人なので、フランスでの生活に対する感じることを日本語で伝えてもらえます。
個人的にこんなに好奇心が満たされる経験は最高でした。とても楽しい時間を過ごすことができました!
ということで、続きは「フランス訪問 その2」で。お楽しみに〜。